テクニカル分析に必須!FXでの黄金比とフィボナッチの関係とは?

紀元前に作られた、世界の七不思議に数えられるギザの大ピラミッド

 

ルネサンス期の天才レオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザ

 

現代で言えば、アップルペプシのロゴ。

 

これらに共通するものがあるのを知っていますか?

それは、黄金比です。

 

FXと何の関係があるんだと思うかもしれませんが、これが実は関係大アリなのです。

 

今回は、FXにおける黄金比とフィボナッチ数列についてお伝えしていきたいと思います。

 

黄金比

黄金比という言葉を聞いたことがありますか?

 

黄金比とは、人が最も美しいと感じる比率のことです。

具体的な比率をあげると、1:1.618ということになります。

人間は、1:1の均等なものよりも、若干どちらかに寄った1:1.618のものを美しいと感じるようです。

 

デザインの世界では、美しく調和の取れた比率ということで黄金比を効果的に使用しています。

有名な例では、ミロのヴィーナスモナリザ、建造物ではパルテノン神殿サグラダ・ファミリアが黄金比率を用いてデザインされています。

 

また、人工物だけではなく、自然界にも黄金比で形成されているものがあります。

代表例としては、ひまわりの種の並び方や、台風の渦宇宙の銀河の渦が、黄金比で表されます。

 

フィボナッチ数列

一方、フィボナッチ数列というものを知っていますか?

 

フィボナッチ数列とは以下の数列を言います。

0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,・・・

どういう数列かと言うと、

一番目のと二番目のを足すとになります。

二番目のと三番目のを足すとになります。

三番目のと四番目のを足すとになります。

四番目のと五番目のを足すとになります。

 

このように、隣り合う数字の合計を次の数字にしていき続けた数列ということになります。

 

黄金比とフィボナッチ数列の関係性

では、この黄金比フィボナッチ数列は一体どのような関連性があるのでしょうか。

実はフィボナッチ数列の隣り合う数字の比率が、黄金比に近い値となるのです。

 

1 ÷ 1 = 1

1 ÷ 2 = 0.5

2 ÷ 3 = 0.66666…

3 ÷ 5 = 0.6

5 ÷ 8 = 0.625

8 ÷ 13 = 0.61538…

13 ÷ 21 = 0.61904…

21 ÷ 34 = 0.61764…

34 ÷ 55 = 0.61818…

 

上の例を見ていただけるとわかるように、値が大きいほど黄金比に近い数字に収束していきます。

 

FX界における黄金比

自然界にも存在する黄金比ですが、実はFX界でも有効な手段として適用されるのです。

 

FXにおける相場の流れはに例えられます。

 

価格は常に一方に突き進むのではなく、上がったり下がったりを繰り返しながら最終的には上がっていく、もしくは下がっていきます。

 

波のように満ち引きを繰り返しながら値動きをしていくのです。

 

その値動きの法則性を捉えたものがエリオット波動と呼ばれるものですが、エリオット波動では値動きは上昇5波(①②③④⑤)と下降3波(ABC)からなると説かれています。

 

 

この波では、最初の第1波を「1」とした場合、その次の第2波の下落率は0.382となっています。

1 – 0.382 = 0.618で黄金比が成り立ちました。

 

また、2回目の波の第1波を「1」とした場合、その次の第2波の下落率も0.382となっています。

このことによって、FX界でも黄金比の61.8%という数字が相場心理によって意識されて動いているということがわかると思います。

 

つまり、FXにおいて61.8という数字が重要な数字であることがおわかりいただけたと思います。

 

フィボナッチ・リトレースメント

それでは、第1波に対する第2波の下落率が何%であるかということをどのように計るのでしょうか。

答えはフィボナッチ・リトレースメントを使用することです。

MT4では、上部メニューの挿入→フィボナッチ→リトレースメントを選択します。

または、上部メニューバーの赤枠のボタンをクリックしてください。

 

フィボナッチ・リトレースメント描画モードになると、マウスポインターが以下のように変化します。

 

フィボナッチ・リトレースメント描画モードにしたら、先程の波の第1波の上から下に引いてみましょう。

すると、始点から終点までの比率の線が引かれます。

第2波の終点の位置を見てください。

ちょうど38.2%の位置で第3波に転換したのがわかると思います。

ちなみに、フィボナッチ・リトレースメントをダブルクリックで修正モードにします。

そして、右クリックメニューを表示すると「Fibo プロパティ…」というメニューが表示されます。

そこをクリックすると、フィボナッチ・リトレースメントのプロパティ画面が開きます。

 

 

プロパティの全般ではスタイルを選択可能ですが、ここのスタイルは軸線の色や太さ、線の種類を変更できます。

また、フィボナッチ・レベルでは、フィボナッチ・リトレースメントの横線のスタイルやレベルの追加・削除を行うことが出来ます。

 

フィボナッチ・レベルで追加ボタンをクリックすると、レベルの追加ができます。

 

例えば、レベル設定に1.114、説明に111.4と入力します。

 

すると、フィボナッチ・リトレースメントに111.4のラインが追加されます。

他のラインのように%の値の後ろに価格を表示したい場合は、フィボナッチ・レベルの説明の最後に「%$」を入力します。

 

そうすることによって、フィボナッチ・リトレースメントの111.4%のラインの後ろに価格を表示することが出来ました。

フィボナッチ・リトレースメントの活用方法

フィボナッチ・リトレースメントの最もメジャーな使用方法は、やはり第2波から第3波への転換の目安とすることでしょう。

先程の例として記載したように、第1波の頂点から50%~61.8%分押してから転換したときに、第3波が伸びやすいとされています。

 

ただし、必ず50%~61.8%に押しが入ってから第3波が形成されるとは限りません

 

もっと浅い38.2%付近で反転してしまい、そのまま第3波になるパターンもあれば、61.8%を突き抜けてそのままトレンド転換してしまうこともあります。

 

相場に絶対はありませんので、必ずこの位置で反転して新たな波ができるという思い込みでトレードをすると痛い目を見てしまいます

 

必ずここに来る、ということではなくて、少なくとも50%~61.8%まで押してくるまで引き付けてからエントリーしようという気持ちでいることが肝心です。

 

つまり、予想に反してしまった場合は無理にエントリーしようとしないことです。

 

早すぎてもダメ、遅すぎてもダメなのです。

 

ベストなタイミングでエントリーするために、フィボナッチ・リトレースメントを引いておき、ここに価格が来るまでは待つという目安に活用する。

そういう使い方が、フィボナッチ・リトレースメントの有効な活用方法であると言えるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

我々人類が最も美しいと思える黄金比、その黄金比と密接な関わりがあるフィボナッチ数列。

そのフィボナッチ数列を元に作成されたインジケーターのフィボナッチ・リトレースメント。

 

フィボナッチ・リトレースメントを活用することで、優位性の高いポイントでエントリーを仕掛けられるというトレード計画を立てることができます。

 

トレード計画を立てれば、そこに価格が来るまでジックリ待つことができるので、ムダ玉を打つのを防止するのに一役買ってくれることでしょう。

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札幌でFXで稼いでいくために情報発信をしているiNaです。 日中はプログラマーとして働く兼業トレーダーです。 同じように働きながらFXを覚えて副収入を稼いでいきたい人を応援します! トレードスタイルはデイトレード~スイングトレード。 プログラマーのスキルを活かしてEAやインジケーターを自作するのが趣味です。